2824-2 組み立て完了
こんばんは、たまごです。
引き続き2824-2を行っていきます。
針の取り付けが完了いたしました。
こちらの時計は機止め座が一つ破損していた状態だったので、
アソート品で合うものを付けさせていただきました。
加工せずにそのまま使用できました。
機械が固定されたので、これでカタカタ動くことはありません。
作業が完了したので現在自動巻き上げ機に取り付けてテストを行っていますが、外した状態で置いているとしばらくして止まってしまう状態です。
巻き上げがされていないのか、どこかに問題があるはずなので来週確認していきます。
よろしくお願いします。
続いてこちらの時計のオーバーホールを行っていきます。
機械はセリタのSW200です。
2824-2の再現ムーブメントとのことで、違いなども確認しながら分解していきました。
早送りの歯がこちらは2つでした。ETAだと3つでしたので、早送りのタイミングが違うんですね。
他には受けの形状や香箱車の上下が穴石がはめられていたりと、ところどころ違いがありました。
リューズ周りはパーツ形状もそっくりでした。
パーツ配置などは同じなので、前回に習いながら分解、洗浄しまして、組立にはいります。
テンプを組み終わったところで精度確認にはいります。
特に数値が離れすぎていることもなく、安心して精度を記録していましたが、
振り角が少し不安定で、それに伴って歩度も少々上下していました。
一度洗浄して再度組み立てを行いましたが、改善せず、すべての姿勢差で起こる状態でした。
引き続き歩度調整を行っていきます。
よろしくお願いいたします。