分解組み立て。
時計修理勉強、初日を終えましたたまご1号(仮名)です。
本日は時計の分解から組立の一連を教わりました。
まず工具の名称から教わり、
リュウズの巻き方を教わり、
ゼンマイの解き方を教わり、
部品の名称から、その外し方を教わり実行していきました。
そして分解できたものがこちらです。
(料理番組のよう)
初めのテンプ受け(右上の部品)を外すのに手こずってしまいました。
上に少し重なっている歯車を避けながら外すのですが
なかなかうまくいかず、知らぬ間に何回かヒゲゼンマイがびよーんと伸びてしまって危うかったです。
外す時も組む時もテンプは難しいです。
分解が終わった後は組み立てです。
都度確認はしていただいてますが、知らないうちに何か壊してないかとひやひやしてました。
確認作業を怠ると軸が折れてしまったり
正常に動かない状態で組みあげてしまうことになるので、逐一確認することを心掛けようと思います。
最後に精度も見て頂いて、緩急針の調整も教えていただき、作業終了しました。
しばらく時計分解、組立の作業はしないようなので、次回思い出せるようにしっかり記録しておきたいと思います。
今回部品を一通り教わったなかで
言われてみれば確かに不思議な名称だなぁと思った部品です。
リューズが抜けないよう制御してくれている「オシドリ」さんです。
(画像中央)
由来は見たまま形が鳥のオシドリに似ていることからついたそうです。
(似てる・・・?)
海外では名称が違うとのことで、日本ならではでおもしろいですね。
また次回宜しくお願いします。
ありがとうございました。